オーストラリアワイン♪

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ワインラヴァーの皆様こんにちは。今週もまるひろワインブログにお立ち寄りいただきありがとうございます。

先週は「イスラエルワイン」をご紹介させていただきましたが、今週は、最近あまり注目されていないがとても素晴らしいワインを生み出しつづけている「オーストラリアワイン」をご紹介させていただきます。

まずは、１本目、
オーストラリアン・ドメーヌ・ワインズ　ザ・ハットトリック２０１２
（７５０ml・１本）…税込６，４８０円
このワインを造るのは、南オーストラリアの小売商が集まって設立したオーストラリアン・ドメーヌ・ワインズです。
伝統的なブレンド技術を駆使して生まれたハットトリックは、ワイン専門誌やその他メディアにて繰り返し紹介されており、特にアメリカやヨーロッパでは評論家から大絶賛され、ワイン愛好家から熱狂的な支持を得ています。銘醸地マクラーレン・ヴェイルにて、３種のブドウが最高品質で収穫された時のみ造られるプレミアムワインです。
［シラー７６％、グルナッシュ１８％、カベルネ・ソーヴィニヨン６％使用］

ブドウ品種の特徴を活かしつつ、３つの個性が融合して生まれたこのワインは、インクのように黒く、グラスからはブラックチェリー、プラム、カカオ、黒胡椒、シナモン、杉といった複雑な香りが立ち昇り、口に含むとブラックベリーやプルーンのドライフルーツのような凝縮した果実味に、スパイス、オリーブ、リコリス、チョコレートといった複雑な味わいがどんどん膨らんでいきます。

そんな強烈なインパクトをもつ濃厚な味わいながらもフィネスとバランスが整った飽きのこない美味しさです。さらにその口当たりはベルベットのように滑らかで、快活さも持ち合わせています。

瓶詰め前にろ過をしていないこともあり、旨み成分がたっぷり詰まった複雑で深みのある味わいです。また樽熟成によって生じた味わいは、果実味を邪魔することなく、ワイン全体に複雑味を与え、タンニンは豊富ながらもキメが細かく、口当たりは滑らかでさらに余韻は驚くほど長いです。

続きまして２本目、
トルブレック　キュヴェ・ジュヴナイルズ
（７５０ml・１本）…税込４，３２０円

トルブレックというワイナリーの名前は、オーナーである「デイヴィット・パウエル」がスコットランドできこり（Ｗｏｏｄｃｕｔｔｅｒ）をしていた時の、思い出深い森の名前に由来しています。デイヴィットのワイン造りの原点には、「ポール・ジャブレ・エネ」や、「シャーヴ」などフランスローヌの素晴らしい造り手に触発されたというきっかけがあり、そこから全て独学で一からワインを学び、１９９４年からワインを造り始める事になりました。それ以降、彼はローヌの影響を受けたオーストラリアの赤ワインの傑作を生み出す天才として、世界中に知られるようになっていったのです。

１９９９年に、パリの有名なワインバー「ジュヴナイルズ」のために造られた特別キュヴェがこのワイン。
一般リリースされた現在では、あの「エル・ブジ」「フレンチ・ランドリー」「テツヤズ」数々の超高級レストランでオンリストされる一流ソムリエに３つ星シェフが厳選する逸品。樹齢４０～１５０年という古木が使用されており、味わいに複雑さとどこか穏やかさも感じられます。熟成はステンレスタンクで行っており、より純粋にブドウの果実味を感じる事が出来ます。熟したブラックベリーのようなジューシーな味わいにスパイシーさが感じられ、酸とミネラルとタンニンが味わい全体の骨格をうまく形成しています。
グルナッシュ６０％、シラーズ２０％、マタロ２０％を使用しています。

最後の、３本目、
コールドストリーム・ヒルズ　シャルドネ
（７５０ml・１本）…税込３，６４０円

ジェームス＆スーザン・ハリデイ夫妻により１９８５年設立。
メルボルン郊外にある標高差が大きく、丘陵の斜面に葡萄園があるヤラバレーに位置しています。冷涼な気候は、平均気温がボルドーより涼しく、ブルゴーニュよりやや暖かめです。１９９６年、サウスコープワインズの所有となり（現在はフォスターズワイン）、創始者のジェームス・ハリデイは経営を離れ著名なワインライターとして活躍していますが、今でもジェームス・ハリデイを中心とするワインメイキングチームにより高品質なワインを造り続けています。
シャルドネとピノ・ノワールにフォーカスし、コールドストリーム・ヒルズのワイン造りと栽培技術は、ヴィニャードを忠実に表現し、ヤラ・ヴァレーの秀逸性を表しています。コールドストリーム・ヒルズは、ヤラ・ヴァレー産の葡萄から優雅で高貴、余韻の長い風味を持ち合わせたワインを造るワイナリーの代名詞となりました。

このワインは、フランス産オークの小樽で発酵、熟成。いきいきとした柑橘類のアロマ。香ばしいカシューナッツ、優しいバニラのアロマも。バランスの良い酸味に果実味が重なり、溶け込んだオーク樽とミネラルの切れ味が印象的なワインです。

専門誌や評論家の高評価を得るワインが多数ある銘醸地であるオーストラリアがもう一度、注目されるワインとなるよう活動していきたいという思いで今週のワインブログを書きました。
価格帯も低価格から高価格まで幅広くございますのでまずは低価格からお試しください。

今週はこのあたりとさせていただきます。最後までお付き合いいただきありがとうございました。