既に、お気付きのことと存じますが、、、
本日より、まるひろホームページがリニューアルいたしました!
今後、より一層充実した情報をお客様にお届けできるよう一丸となって取り組んでいきますので引き続きご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
そして、当ワインブログに関しましても、めでたくリニューアル!
タイトルはそのままに、season2 として再スタートさせていただきます。
なんだかちょっと強くなった気がします。
これまで137回分書き溜めた過去記事も、トップページから読み返すことも可能です。
そして慣れ親しんだニュージーランドのワイナリーの画像から一転し
season2 のタイトルバックに選んだのは、
フランスでもなく、イタリアでもなく、チリでもなく、、、
日本です。
熱心な読者様ならおわかりの通り、トレンドとは関係なく、
私Kのライフワークとしてご紹介してきた国内ワイナリーの
珠玉の国産ワインたち。
これらに敬意を表し、更に、MADE IN JAPANの魅力をお伝えしていこうという決意の現れが今回、山梨サドヤワイナリー様の遠景画像となった次第です。
もちろん、伝統と革新の素晴らしき輸入ワインたちも、独自の目線でご紹介させていただきますので、毎週チェックしていただけるととても嬉しいです。
さあ、そんな中、記念すべき第1回(通算138回)を飾るのは
日本と海外のハイブリッドともいえるこちらです。
1月某日。
川越店ワインコーナーにブルゴーニュ“ルーデュモン”の作り手、仲田晃司さんが、来日中の多忙な中、わざわざ足を運んでくださいました。
このブログでも幾度となくご紹介しておりますが、学生時代にワインに目覚めた仲田さんは大学卒業後、何の伝手もなくただワインが作りたい一心で渡仏。
その後様々な困難を経て、現在ブルゴーニュ・ジュヴレシャンベルタン村に自社カーヴを設立。生み出すワインはフランス、欧州のみならずアジア各国にも輸出され、高い評価を得ています。
今回仲田さんには当店取扱いのルーデュモンの作品にサインを入れていただき、現在店頭では貴重な生産者サイン入りのボトルを数量限定で販売しております。
今週はそのラインナップの中から特に数量の少ないこちらのワインをご紹介いたします。
(フランス)
ルーデュモン ブルゴーニュルージュ ヴィエーニュ・ヴィーニュ 2012
※生産者サイン入りボトル 750ml 5,076円
産 地 ブルゴーニュ・ニュイ サンジョルジュ近郊(ACブルゴーニュ)
品 種 ピノ ノワール100%
味わい ミディアムボディ
仲田さん念願の自社畑を2012年7月に取得。この度初めてリリースされた自社畑、所謂“ドメーヌ物”のACブルゴーニュです。
畑の区画上はACブルゴーニュですが、今回取得する事が出来た区画は、ニュイ・サン・ジョルジュ近郊の2区画で、「レ・ザルジリエール」(0.24ha、1908年植樹)と「レ・コルニロ」(0.24ha、平均樹齢約50年)といういずれも樹齢が高いヴィエーニュ・ヴィーニュの区画!!
仲田さんは購入後、即ビオロジー(自然)栽培を開始、丁寧な仕事により非常に凝縮感のある葡萄が収穫できた為、発酵及び熟成をACブルゴーニュ規格では異例の新樽100%で行い、無清澄、ノンフィルターで瓶詰めされました。
さらにこの区画では白葡萄“アリゴテ”が栽培されており、そちらを用いて醸されたのがこちらの1本です
(フランス)ルーデュモン ブルゴーニュアリゴテ”1908” 2012
※生産者サイン入りボトル 750ml 4,320円
産 地 ブルゴーニュ・ニュイ サンジョルジュ近郊(ACブルゴーニュ)
品 種 アリゴテ100%
味わい 辛 口
ワイン名の“1908”は葡萄樹の植樹年、ブルゴーニュでも貴重な100年以上の樹齢を経た古木から生み出される凝縮感のあるアリゴテ。
通常アリゴテは軽快で酸が強いイメージがある為、若飲みタイプのスタイルが主流ですが、
この区画のポテンシャルは、このアリゴテにおいても樽発酵・樽熟成を新樽100%で行い、無清澄・ノンフィルターで瓶詰めするという、グラン・クリュに匹敵する作りで瓶詰めされる事となりました。
今回初めてリリースされたこのドメーヌシリーズは、2区画足してもわずか1ha前後と小さく、又そこに仲田さんの職人的ともいえるこだわりが発揮されている為。生産本数は赤が582本、白が298本とケース換算で合わせても100ケースに満たない極少量となりました。
現在、まるひろ川越店では仲田さん及びインポーター様のご厚意で若干数ですが入荷する事が可能になり、さらに生産者サイン入りの貴重なボトルをご紹介しております。
これから話題になる事が間違いない名手による、ファーストリリース。
私もセラー用に購入を考えております。是非この機会にご検討くださいませ。
次回も2週にわたりこちらの“ルーデュモン”の新着作品をご紹介させていただきます。
今週はこのあたりで。最後までお付き合いいただきありがとうございました。