日本初上陸のフランスワインご紹介

こんにちは。3回目のブログを迎えました担当Mです。少し落ち着きを取り戻したようです。さあ、ブログってまいりましょう。

今回ご紹介させていただくワインは、日本初上陸!!フランス・ルーション地方のワインです。そして、私、担当Mが初めて仕入れたワインということで、ある意味記念のご紹介となります!(^^)!
注)販売店舗は、川越店のみとなっておりますのでご来店お待ちしております。

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では早速。今回のワイン生産者は、
『ドメーヌ・ド・レードル』。
これからのルーション地方
期待の新星と呼ばれています。

 

 

 

 

 

 

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少し生産者のお話をいたします。
『ドメーヌ・ド・レードル』は、
運搬業の《ジャックカニスター》と
銀行員の《パスカル・デューニドゥ》の
2人が
“果実感を生かした力強さの中にバランスの良いエレガンスのあるワインを造りたい“という情熱によりガレージをカーヴに改装し、2002年よりこの冒険をスタートさせた、まだ若いワイナリーです。

 

畑での丁寧な手作業、徹底的な収量制限、区画ごとの選別、厳しい手摘みでの収穫、冷蔵トラックによる運搬などを経た2003年の初ヴィンテージは成功を収め、二人にとっては大きな原動力となりました。

2005年からは白ワインの生産を始め、2012年には22,000本を生産するまでに成長しました。そして、現在、『ドメーヌ・ド・レードル』のワインは、12か国に輸出され、コート・デュ・ルーションのドメーヌにおいて最高峰の1つであり、トップキュヴェの【コート・デュ・ルーション ヴィラージュ レードル2012】(今回はこのワインではありません(+o+) )は“ワインアドヴォケート誌”96点という高評価を得ており、今後のルーション地方において最も注目されている生産者です。

生産地のルーション地方ヴァングロは、粘土石灰質の土壌と頁岩質のマール(泥灰岩)、豊かな日照時間、乾燥した「トラモンターヌ」と呼ばれる風、様々な向きの畑、高い標高によって、ルーション地方の中でも特に有望なテロワールとなっています。人間の手だけでなく、こうしたテロワールと組み合わさることも、やはり優秀なワインを生み出した要因でもあります。

さて、ようやくワインのご紹介です。今回は、赤・白1本ずつとなります。

まずは、赤ワインより

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【コート・デュ・ルーション・ヴィラージュ】
『カレマン・ルージュ』
750ml 税込3,888円
品種:シラー50%、グルナッシュ30%、
カリニャン15%、ムールヴェードル5%
熟成:樽で8か月熟成、清澄なしでボトリング
コメント)
表現力豊かな果実感、生き生きとしたアタック、味わい深さ、フレッシュなフルーツ感。バランスがよく、長い余韻の素晴らしいワイン。最後に柑橘系を感じる。フルーティで円みがあるミディアムフルボディ。黒スグリ、ピリッとするスパイス、陽に焼けた土、春の花の香りが楽しめる。
評価:パーカーポイント90点
4~5年の間が飲み頃。飲み頃:2016-2019年。

 

 

 

 

次に白ワイン

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【コート・デュ・ルーション・ヴィラージュ】
『カレマン・ブラン』
750ml 税込3,888円
品種:グルナッシュ・ブラン50%、ルーサンヌ30%、グルナッシュ・グリ20%
熟成:2回使用のボルドー樽で8か月熟成、シュールリー、定期的なバトナージュ
コメント)
繊細さと驚くほどしっかりしたアロマティックな澄んだワイン。フルーティな余韻はフレッシュで心地よい。酸味があってシャープ、フレッシュ、柑橘の果皮、メロン、くっきりしたミネラル感を感じる。はっきりとして爽やかな口当たりの背景にしっかりとした豊かさもある。単独でも十分楽しめるが、驚くほど多様な料理に合わせられます。
評価:パーカーポイント89点
2~3年の間が飲み頃。飲み頃:2016-2018年。

 

 

 

あとがき)ラングドック・ルーション地方のワインは低単価で味も薄めである印象があったのですが、上記2本を飲んだ後にはイメージを覆されました。特に白ワインは、本当に果実味が凝縮していて万人受けするだろうと思いました。ボルドー、ブルゴーニュだけでなく、フランスの広い土地にはまだまだ素晴らしいワインがたくさんあるんだなあと思い知り、こういったワインをどんどん紹介していくことこそが私の使命だと再確認しました。

それでは、今週も最後までありがとうございました。