新1,080円均一ワイン

5月4日 VOL 152

ワインラヴァーの皆様こんにちは。今週もまるひろワインブログにお立ち寄り頂きありがとうございます。皆様、ゴールデンウィークを有意義に楽しんでいますか?私は、特に連休もなく、日常の業務をこなしております。こんな時には、家に帰ってワインでもゆっくり飲むことでリフレッシュしています。

そこで、今回は、安くて、おいしい価値ある均一ワインコーナーに新しいワインが入荷しましたので、晩酌のおすすめ品としてご紹介いたします。

まるひろのワイン売場の中で一番の人気が均一ワインコーナー
 1本=1,080円
 よりどり2本=3,240円
 よりどり2本=5,400円
 お買得なだけでなく、味も価格以上の納得できる価値あるワインが集合しております。

1年間のタームで商品の入替えがありまして今回、新たに導入された1,080円均一ワインを4本ご紹介させていただきます。
では、いつもどおり生産者の紹介に次いで商品の説明をさせていただきます。

まず1本目は、

≪世界で最古のワイン「カオール」≫

【(フランス)ドネーヌ・ド・ラグレゼット】

フランス南西地方のワイン銘醸地「カオール」は世界的に有名になったボルドーと比べると対照的にその非常に色濃いワインの如く暗黒の歴史を持つワイン産地といえるでしょう。

13から14世紀にこimage1の地域を占領したイギリスは色が薄くすぐに酸っぱくなるボルドーワインが主流だった当時、色が濃くてしっかりとしたカオールワインに出会い、大喜びしたといいます。その後、カオールはイギリス王エドワード3世に逆らったことから、差別を受け、長く不遇の時代を迎えることになりました。現代も品質の良いワイン生産は途絶えることはありませんが、世間的にはボルドーワインに遅れをとってしまいます。ところが、20世紀に入るとブドウ栽培者達の大変な努力により素晴らしい成果を上げるようになりました。1971年にはAOC(原産地統制呼称)を獲得、カオールワインはタンニンが豊かで男性的でエレガント。長期熟成に向くワインです。

ドメーヌ・ド・ラグレゼットは、そんなカオール地方にある15世紀に建てられた由緒ある城(シャトー)です。ラグレゼットの畑はワイン造りに適した土壌であり、城が建てられた当時からワインが造られています。1980年、当時カルティエグループ会長であったアラン・ドミニク・ペラン氏が城を購入し見事に修復しました。その美しさは、国宝として認められています。また、ラグレゼット城の地下には素晴らしく壮大な、地下3階のワインセラーを増設しました。ペラン氏はフランスの最も有名なワイン・メーカー「ミッシェル・ロラン氏」を迎え、毎年素晴らしいワインを造り出し、世界中の人から高い評価を得ています。

テロワールは、大西洋と地中海の異なる気候性を併せ持ちます。非常に多く混ざった石灰質の地層と河に近づくにつれて砂利の多い沖積土。また、ロット川が曲がりくねっているため、ところどころで異なった独特の気候の特徴があり、その特性がワインにそれぞれ個性を与えています。

 

  • パープル マルベック 750ml 1,080円
  • 赤・ミディアムボディ
  • 品種:マルベック100%
  • リュット・レゾネ農法(減農薬農法)
  • 非常にスムースで柔らかい口当たり。マルベックの特徴である、黒い果実の味わいや豊かなタンニンがあります。
  • 合う料理:チーズの盛合せ、赤身肉、スパイシーな料理など

続いて、2・3本目へ

≪濃縮された果実味が特徴のカラタユドワイン≫

【(スペイン)ボデガス・サン・アレハンドロ】

ボデガス・サン・アレハンドロは、1,962年に設立。協同組合のワイナリーで、組合員は350、栽培面積は、1,100haを有しています。マドリッドとリオハの中間の、アラゴン州カラタユドに位置し、カラタユドは、リオハの1/10程の小さな地域です。標高は、平均800mと高く、降水量が少なく、昼夜の寒暖の差が激しい為、果実味に富んだワインが造られます。

ボデガス・サン・アレハンドロは、海外でも評価が高く過去5年間パーカーポイントでも高得点(90~94点)を獲得。売上高は、8年間増え続け、アメリカに最も多く輸出しています。

ボデガス・サン・アレハンドロのフィロソフィーは、「最新の醸造技術を取り入れ、ぶどうの長所を最大限引き出し、花、果実のアロマ、優雅さ、バランス、ぶどうの持つ味わい、そして気品をワインの中に表現すること」です。つまり、「ぶどうの特徴をそのままワインに移すこと」が重要です。

優れたワインを造るには、優れたぶどうを収穫することに尽きます。ボデガス・アン・アレハンドロでは、すばらしいワインを造るべく、畑の管理に重きを置き、ぶどう畑の生産性、樹齢など、徹底的に管理しています。

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  • エヴォディア赤 750ml 1,080円
  • ミディアムボディ
  • 品種:ガルナッチャ100%
  • リュット・レゾネ農法(減農薬農法)
  • 合う料理:チーズ(ブリー・ロックフォール)、鶏肉のコショウソース、きのこのクリームパスタ

平均樹齢40~60年。美しい紫色。カシスやワイルドチェリーのチャーミングな香りがあり、スパイシーさやミネラルも感じられます。なめらかで非常にフルーティーな味わいで、余韻に果実味が残る繊細なワインです。圧倒的な果実味のスーパーグルナッシュワイン!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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  • エヴォディア白 750ml 1,080円
  • 辛口
  • 品種:マカベオ100%
  • リュット・レゾネ農法(減農薬農法)
  • 合う料理:フレッシュチーズ、魚介類のマリネ、刺身

平均樹齢25~30年。緑がかった淡い黄色。白い花やトロピカルフルーツの豊かな香りが広がります。アルコールのボリューム感と酸味のバランスが良く、上品でなめらか、フレッシュな味わいが特徴です。パーカーポイント90点獲得(2014年)

 

 

 

 

 

 

 

最後の4品目となります。

≪自社栽培のブドウにこだわり、希少価値の高いワインを頑なに造り続けています≫

【(ポルトガル)キンタ・ダ・ポウサダ】

キンタ・ダ・ポウサダ社は、ヴィーニョ・ヴェルデエリアの中心に位置し、15haの土地と6haのブドウ畑を所有する家族経営のワイナリーです。小規模ワイナリーながらも20年前からその歴史は始まり創業以来テロワールに敬意を払ったワイン造りに取り組み、非常に高品質なヴィーニョ・ヴェルデを造り続けています。
※(ヴィーニョ・ヴェルデとは、ポルトガル語で「緑のワイン」、若々しいワインを意味したもので、アルコール度数も低めの微発泡ワインです。)

具体的には、ヴィーニョ・ヴェルデエリアからエレガントなポルトガルワインを造ることで、それは、大量生産されるヴィーニョ・ヴェルデとは一画を期すものがあります。冬は、十分な雨が降ることで寒過ぎず、夏は乾燥し冷涼な穏やかな気候が特徴で、花崗岩由来の砂利質の土壌と南向きに面した畑は、ブドウを適熟させるための太陽の光を十分に確保できます。

また、キンタ・ダ・ポウサダ社の魅力の一つに挙げられるのが、徹底的に手入れが施されているブドウ畑です。ヴィーニョ・ヴェルデエリアで最も美しいブドウ畑として、これまで数多くの賞を受賞した実績があり、その畑を見渡すと、一面ブドウの病害や雑草が見当たらない、非常に清潔感のある景色が広がっています。

生産者のペドロ氏が強く訴える「最高の状態に手入れされたブドウ畑から収穫されたブドウで、品質の高いヴィーニョ・ヴェルデのワインを世界に届けることが、この上ない私たちの幸せです」というワイン造りに対する思いこそが、このクオリティーの高さを物語るこの会社の魅力です。

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  • アレアル ヴィーニョ・ヴェルデ 750ml 1,080円
  • 白・辛口・微発泡
  • 品種:ロウレイロ50%、トラジャドウラ20%、アリント20%、アルバリーニョ10%
  • 受賞歴:ブリュッセル国際コンクール銅賞(2009年)チャレンジインターナショナル・デユ・ヴァン銅賞(2009年)
  • 合う料理:タパス、魚介料理、シーフードサラダ、日本食全般

明るい色合いと、もぎたてのフルーツを思わせるフレッシュな味わい。エレガントな酸の中にもミネラル感があふれます。キリッとした後味がどんな食事とも合わせやすい、デイリーにも向いたヴィーニョ・ヴェルデです。

 

 

 

 

以上、4アイテムを紹介させていただきましたが、もちろん、ほかの1,080円均一もございますし、よりどり2本=3,240円、5,400円均一のワインも新しい商品が入荷しています。
また、後日それらのワインをご紹介していきますが、皆様、お立ち寄りの際は、ぜひ、丸広均一ワインコーナーをのぞきに来てください。今晩の1本が見つかると思いますよ!!

では今回は、このあたりで失礼いたします。最後までお付き合い下さいましてありがとうございました。